12月14日、今期初の一般質問を行いました。
1月上旬に議会街頭報告、また1月末に発行予定の通信49号にて詳細をお知らせする予定です。
速報として主な質問と答弁についてご報告いたします。
市原市長の時に比べ、五十嵐市長体制になってとても前向きの回答が多く、市長が変わるとこれほど違うのかと驚きました。
録画は12 月20 日ごろからご覧になれます。スマートフォンサイトもあります。
【宇野信子】
1、市政の透明性確保について
→会議の公開に関する指針を条例化することを確認。
2、水道事業会計について
→審議会答申にある38%値上げ案は市民生活への影響が大きすぎるため、見直しを求めました。
3、公共施設等総合管理計画について
→計画策定後の進め方を確認し、推進体制づくりや人材育成、市民が活用できる白書づくりを提案しました。
4、障害児支援の充実
→児童発達支援センター設置への検討開始、支援員の大幅増員、研修の充実を確認
5、奨学生制度について
→つくば市独自の高校生給付型奨学金制度の継続を求め、前向きに検討中であると確認。
【皆川幸枝】
1.つくバス・つくタクの見直しについて。
→市長より、市民の足となるよう、この一年ぐらいをかけて見直しをしていく、という前向きな答弁。
2.介護保険制度の見直しについて。来年度には、総合事業ということで、国から自治体へ事業が移行されます。早い段階で市民に総合事業のメニューがわかるように、情報の公開を求めました。
3.前市長時代に進められていた茎崎庁舎跡地活用について。
→現在、バス待合所の建設に向けて設計業務を発注していましたが、今回、五十嵐市長は、今年3月の説明会に参加し、市民の要望と市の案とは違うなと感じ、もっと市民意見を聞いて計画案をまとめたい、と答弁がありました。
4.冠水対策。
森の里地区と高見原地区の冠水対策について、早期に対応してもらえるよう要望しました。
【小森谷佐弥香】
1.放課後子ども総合プランについて
児童クラブ(親の就労が条件)と放課後子ども教室(すべての子供が対象)を一体的に運営する仕組みです。児童館に変わるシステム、というとイメージしやすいでしょうか。学校施設を使うため、新たに建物を作る必要がありません。今回守谷方式(リンク)を紹介しました。執行部の答弁も前向きでした。
2.地域包括ケアシステムについて
来年度から進む地域包括支援センターの拡充とケア会議の在り方、そして在宅医療と介護の連携を考える協議会において、現場の状況に精通した委員構成にすること、を要望しました。
【北口ひとみ】
1. 竹園3丁目ショッピングセンター周辺の再構築について
計画を再検討することになりました。11月に期限を迫る性急な進め方を追求し、拙速な進め方はやめるよう言及しました。また、住民の意見を十分集約し、充分な議論の下で進められるよう要望しました。
2.秀峰筑波義務教育学校について
12/9に来年4月開校予定の秀峰筑波義務教育学校について、工事の遅れにより4月の開校に間に合わないと公表がありました。急遽13日に議会で全員協議会が開催され、市長と担当者から詳細な説明が行われ、市と教育局は工事の遅れを11/8の報告で承知していたと判明。何故、その時点で対応しなかったのか、また工事の発注自体が遅れ、4月に間に合わないことが当初から予測できていたのではないかなど追及しました。工事遅れが現実となった今、教育局の予見義務や結果回避義務違反は否めない点を言及しました。今後実施予定のアンケートに際しては結論が誘導されることなく、保護者が判断できるよう双方向からの情報提供を要望しました。
3.水守のソーラーシェアリングについて
営農をしながら農地にソーラーパネルを設置するソーラーシェアリング。水守では43haもの広大な農地で進められています。あまりにも大規模なパネルの下で営農ができるのか、また認可にあたり農業委員会の判断は適切だったのか、を追及しました。この事業には法的な縛りがないとのこと。乱用を避けるために国への法整備の要請や市の独自ルールなどの検討を要望しました。
4.総合運動公園検証チームについて
市長の公約にあった「総合運動公園検証チーム」について確認しました。今議会で条例提案し設置していくとのこと。弁護士や専門家など第三者で構成される委員会を設置し、用地購入についても検証するとのこと。徹底解明を要望しました。